◎11/24AM 宇治茶の歴史、伝統と未来


日時:2021年11月24日(水)10-12時

場所:市民会館1F 第二集会室

テーマ:宇治茶の歴史、伝統と未来

講師:茶農家 6代目 山本 甚太郎様


講師は、京都・宇治の「京都宇治茶房・山本甚次郎」の 山本甚太郎氏でした。

 

山本氏は、江戸時代から宇治川沿いで自家本簀(ほんず)栽培を続けられている

茶農家・茶園の園主・6代目としてご活躍されています。


◎日本でのお茶の歴史:

・中国がお茶の発祥地として知られています。日本へ伝わったのは、奈良・平安時代の遣唐使や僧などが中国から持ってきたと

 言われています。

・僧侶や貴族など高貴な人たちの間でお茶が口にされていたようです。

・京都での栽培も始まり、その後、各地に広まりました。そして、武士階級でも喫茶が始まりました。

・室町時代の足利義満氏は、宇治茶に特別な庇護を与え、安土桃山時代の豊臣秀吉氏にも受け継がれ、宇治茶が形成されてきました。

・宇治は宇治川や土地、天候などがお茶の栽培に適した場所だったようです。

・そして、江戸時代では、一般庶民でも飲料され広まったようです。



◎お茶の栽培・摘み取り:太陽光を遮る/和らげるため、葦(よし)や藁(わら)で屋根づくり

・場所・地区にもよりますが、4月から5月に一番茶摘み 6月から7月に二、三番茶摘み そして秋に摘みとる所もあります。

茶葉の摘み取りには、手作業や機械で行う方法があります。

 

◎茶葉の加工工程

摘み取られた茶葉は選別後、「蒸し」->「揉み」->「乾燥」の

工程を通り"お茶"が出来上がります。

 

◎お茶の種類

蒸しの時間、揉み時間により、いろいろなお茶が出来上がります。

そしてそれらを混ぜ合わせ各種の「ブレンド」が作られます。

 

 

 

◎飲み方

また、注ぐお湯の温度により出来上がるお茶の味(渋み、旨みなど)も異なります。

 

お茶は良薬(認知症にも効果あり)と言われています。茶カテキン、ビタミンA.C.Eが含まれています。


◎お店紹介:詳細情報は下記の「京都宇治茶房・山本甚次郎」をクリックしてください。


京都宇治茶房・山本甚次郎」<---をクリックしてください。


「後記」:

・普段飲んでいるお茶、知れば知るほど、奥が深い。健康にも良さそうなので、味わいながら飲んでみようか。

抹茶、玉露の美味しい飲み方を教えてもらいました。が、飲んでみたいが、やはり、お茶は高いと感じます。

 ・たかがお茶、されどお茶。 お茶には、深い心があるみたい-――ホッとします。

・お茶摘みをして、新茶を飲んでみたいです。                             (K.T O.S)