◎10/27 AM-近世北河内の変遷②


日時:2021年10月27日(水)10時00分-11時30分

場所:枚方市市民会館 3F 第4会議室

テーマ:★近世北河内の変遷②★

講師:大阪府高齢者大学校 清水 秀司氏


おさらい

 7月21日 の講義「近世北河内の変遷①」の内容をまず復習しました。


本日は、後半「近世北河内の変遷②」を学びました。


◎江戸時代の農作物


 

 ・桑を餌とする”カイコ”からの絹製品、漆塗り製品-お椀類、お茶など

 

 ・麻-着物類 藍-染物類 など

 

 ・綿-綿製品  (河内地区でも盛んでした)

 

 ・油-灯り用など(畿内での産業でした)

 

 ・イグサ-畳など


◎商工業の様子


豊かなコメと水のある近畿での酒造り(灘、伏見 そして交野郡(枚方)など)が始まった。


また、鋳物・製鉄も始められた。


◎村の娯楽--- 歌舞伎、狂言、浄瑠璃、相撲観戦そして伊勢参りなども始まった。



◎江戸時代の災害や一揆--- 何回かの災害・飢饉が発生し、都度、対応・改革がなされた。村人たちにも大きな打撃になり暴動や

 農民一揆が発生した。近畿地方では、近江一揆や大塩平八郎の乱がおこった。


◎開国の日本・近畿の情勢 --開国後、尊王攘夷、討幕運動そして、長州征伐、近畿では鳥羽・伏見の戦いなどがあり、 

 その後、徳川幕府・江戸時代が終幕した。

「受講後」

・「近世北河内の変遷」の後半を受講し益々、歴史の面白さを知りました。また、枚方地区が歴史上、重要なところであることも

 知りました。機会を見つけ、「枚方」の歴史を再度、学んでみたいと思いました。           (記:白川/2班)