◎7/21-PM 講義:防災シミュレーション&ボランティア活動


日時:2021年7月21日(水)13-15時

場所:ラポールひらかた3F 研修室1

テーマ:防災シミュレーションおよびボランティアについて

講師:NPO法人・ひらかた市民活動支援センター 重村、宮崎 様


重村さん宮崎さんの両講師から、実体験を含めた地域防災対応やボランティア活動について学びました。

 

◎地域防災対応

1995年に発生した「阪神淡路大震災」2011年の「東日本大地震」そして2018年の「大阪府北部大地震」や「台風21号」など記憶に新しい多くの自然災害による被害が発生しています。


それらの教訓から、特に災害弱者の高齢者や障害者は自分で自分の身を守る「自助」が必要であり、日ごろから共に助け合う「共助」や近所同士で良い関係を作っておく「近助」も必要とされています。


そのためには、普段から避難場所、避難方法など知っておくことが肝心です。枚方市では各家庭に配布されている「防災ガイド」を

ご覧いただくことが薦められています。住まいの災害リスクの確認ができる内容も含んでいます。


また、非常時の持ち出し対応や非常食などについても記載されています。なお、非常食には、保管期間(賞味期限)があります。

「ローリングストック法」という「食べながら補充」する備蓄を実践いただくことを"ススメ"られています。



◎ボランティア活動について

地震や台風、豪雨、火山の噴火など自然災害が発生した際に被災地で様々な活動を担うサポートを災害ボランティアといいます。

-―>たとえば、がれきの撤去・分別、泥出しや物資運搬、衣類の仕分け、炊き出しなど

-―>また、精神的なサポートとして、心のケアのお手伝いやイベントやサロン活動の支援など


◎クロスロード(Crossroad)について

質問に対する返答や行動をおこす場合、自分の意見を持つことはもちろん必要ですが、周りの人たちの意見を聞くことや行動内容を知ることも大変重要です。災害時の応援・ボランティア活動をする場合の方法を見いだす・方向/進路を決める時の手段になります。

 

本日の午後の講義の終わりに皆さんと意見交換を行いました。


「防災」も「ボランティア」も自分のペースで、事前の準備が必要かつ大切ということを感じました。